株式会社ポーラ・メソッド POLAR-METHOD組版技術を使用したソフトウェア開発を行っております。

製品概要

TestPatternGeneratorとは

開発において様々な条件に対応した検証が必要となりますが、そのためのテストデータ作成にはコストや工数がかかることが少なくありません。
TestPatternGenerator(以下TPG)では、フィールド名、桁数、全角/半角を記載したCSVファイルを読み込み、GUIで各種設定を行うことでテストデータを簡単に作成できます。

多彩な文字列仕様

  • 標準: 指定された桁数に応じてフル桁データを生成します。レコード単位で生成値がインクリメントするため、何レコード目か簡単に分かります。
    先頭文字をフィールド名やフィールドNoにすることも可能ですのでマッピングの確認にも役立ちます。
    例(38文字):A0001----1----+----2----+----3----+--E
    上の例では、最初の5桁はA0001、10桁目、20桁目、30桁目に10の位である1、2、3が入ります。更に15桁目、25桁目、35桁目には+、最終桁である38桁目にはEが入り、残りは-で埋められます。
  • 二値型(Bool):0と1を交互あるいはランダム生成します。
  • 整数型:指定範囲内で数値を昇順/降順/ランダム生成します。増減させる間隔も指定可能です。
  • 小数点型: 小数点以下を含めた指定範囲内で数値を昇順/降順/ランダム生成します。増減させる間隔も指定可能です。
  • 1-ManyMergeKey:レコード毎あるいはグループ毎にインクリメントする値を生成します。Inspire Designerの1-ManyMergerに対応可能です。
  • マルチレコードキー:アレイ毎に固有の文字列を作成します。
  • レコードテーブル:レコードNoを指定して文字列をカスタムします。指定レコード以外はデフォルト値に設定した文字列を生成します。

様々な形式で出力可能

CSV形式、固定文字列長、固定レコードサイズといったファイルタイプに対応しています。また、1件に仕様の異なる複数レコードが含まれるマルチレコード、
同じく1件複数レコードではあるものの仕様は同一となるグループ化といったレコードタイプをご用意しております。
マルチレコードやグループ化の場合、レコード数をデクリメントさせることが可能です。

エンコードテーブルによりホストコードにも対応

エンコードはデフォルトでShift_Jis、UTF-8(BOMあり・なし)、UTF-16(BOMあり・なし/LE・BE)をご用意しております。
更に、エンコードテーブルをご用意していただければ、JEF、IBM、KEIS、JIPS といった2バイト系ホストコード、EBCDIC、ASCIIといった1バイト系コードでも出力可能です。

Inspire Designerとの連携-CSS/FLS入出力

Inspire DesignerのDataInputにて作成したフィールド設計をCSS/FLSという形式で出力し、TPGにインポートすることができます。
逆に、TPGでテストデータを作成後、同じ設定をCSS/FLSでエクスポートすることもできます。
これにより、テストデータ生成とフィールド設計を同時に行うことができ、作業の効率化に繋がります。